日本建築家協会奈良地域会では、4月13日(月)に森田一弥氏の講演会「集落アーキテクトの実践」を開催します。

日時:2026年4月13日(月)15時〜16時30分
場所:なら100年会館小ホール
お申し込み方法:下のQRコードまたはこちらからお申し込み下さい。

森田氏は京都市中心部より静原集落に移り住まれ、現在は三棟の古民家を所有し活用されています。
昨年の12月に奈良地域会で見学させて頂き、丁寧にご案内頂きました。森田さんの話をもっとお聞きしたいと言うことになり、今回の講演会を開催させて頂くことになりました。
見学会の時の様子を一部紹介させて頂きます。


こちら静原の集落は背後が山で緩やかな斜面地に広がっています。

三棟のうち二棟は2階リビングに改修されています。

民家の一階はどうしても暗く寒くなりがちですが、2階をリビングにすることでどちらも解決し、訪問した12月でも室内はとても暖かでした。また、眺めの良さも取り入れられており窓外は向かい側の山の景色が広がります。暖かく眺めも良く、長居をしたくなる居心地の良さでした。

断熱も施されています。
本二階は天井の高いリビングで、つし2階のところはこのような室になっていました。

改修して整える部分と元の荒さを残す部分の緩急がとても良く、印象的でした。
森田さんは元々しっくい浅原で修行をされた左官の専門家で、改修には土をたくさん使われています。

こちらは土で作られたペチカ。

どの棟にも薪ストーブや、薪ストーブをレンガや土で包んだ蓄熱性のある暖房装置を作られていました。
燃料は薪なので電気も灯油も使いません。

民泊として活用されている棟には竈があり、宿泊者も時々使われているとのことでした。薪に火をつけて竈で調理をする体験ができるのも、古民家ならではのことです。
脱炭素が叫ばれる現代、一周回って最新の設備とさえ思えます。

見学会では森田さんに大変お世話になりました。良い改修事例を見学させて頂き勉強になりました。
講演会では楽しいお話をたくさんお聞き出来ると思います。
どなたでもご参加頂けますので、集落や民家に興味のある方なども是非お越しください。