主屋の家族用キッチンの改修が終わり、先に完成していた料理教室用キッチンで料理教室を再開されています。

3月は味噌づくりのラストシーズンとのことで、頻繁に教室を開催されたとの事でした。こちらで作られるお味噌は麹から作る本格的な手作り味噌です。
家具が入り実際にお住まいされている空間は、完成直後と違い息が吹き込まれたような明るい空間でした。設計者としては、お住まい後の様子を拝見できるのが何より嬉しいことです。
こちらのテーブルで美味しい珈琲を頂きました。いつも有難うございます。
外回りなどの工事が少し残っており、この日は庭を仕切る塀の塀瓦の補修をされていました。

瓦のズレなど放置できない箇所があったので、塀瓦を葺き替えることになりました。

東の庭側は新しい瓦に葺き替えて頂いています。

西側は門屋から玄関へと続くアプローチの庭側です。こちらがメインの景色になります。
建物の外壁と瓦の納まりは大事なところです。水が回らないように。

潜戸もあります。

西側の瓦は既設の古瓦を使って頂いています。全てを新しくせず、古瓦でも劣化が少なく使えるものは使って頂いています。最近のものよりも意匠が独特で情緒があり、周囲の塀瓦とも合います。
観音開きの潜戸は少し傷みもあったので、開きやすいように建具屋さんに調整して頂きます。
玄関側から潜戸を通って東の庭側にアプローチすることも出来ます。
建物の中も外も、回遊性があると行き止まりがなくなります。便利なだけでなく、空気の溜まりがなくなり良さそうに思います。