もうすぐ土壁の中塗りが始まるので、土壁との取り合いの木部の仕上げをどうするか検討しました。

化粧母屋や梁、束、柱など。元々化粧材だったところとそうではないところ、過去の改修時に設置されたもの、今回の新材など、いろいろあります。基本的には今回新たに入れる新材は着色しません。

古材部分もそのままにするか、オイル塗装にするか色付き柿渋塗装にするか、試し塗りをしながら決めました。

この地松丸太の母屋は、元々化粧材ではなく漆喰塗籠の為の縄が巻きつけてあったものですが、仕上げの粗さや縄目の色むらが気になるため、オイルを試し塗りしてみてオイル塗装をすることにしました。上の写真は途中までオイルを塗ったところ。このような松の古材にオイルを塗ると色が濃くなります。(上側の母屋はオイル塗り完了。)

同様に古材の梁や母屋などはオイル塗装中。

左の差鴨居は、元々化粧ではなく面が仕上がっておらず、色も周りの部材との差が大きかったため柿渋を塗装しました。柱と隣の差鴨居は化粧材ですが、若干色が薄くなっておりムラもあったので、こちらもさっとひと塗り柿渋を塗装しました。
左官との取り合いは塗装完了。明日からいよいよ土壁中塗りが始まります。

外部は壁をふかして断熱材を入れて頂いているところです。
日が沈むのが早くなりました。