工事は着々と進んでいます。

大工さん造作のキッチンが出来ました。

大きな作業台を設置しており、作業台を囲んで大勢で料理をすることが出来ます。

キッチンを計画する時は、キッチンに立った時に見える景色も考えます。こちらは南と東に大きな開口を設け、庭の緑が見えるキッチンになりました。

側板は吉野杉の接ぎ板です。無垢材をキャビネットに使うと、どうしても反りが出るので使い難いのですが、あまり影響の出にくい側板には使っています。

古建具の選定も始まりました。

施工の寧楽工舎さんがお手持ちの古建具を持って来てくださり、ちょうど良さそうなものを使わせて頂くことになりました。

ドアも1箇所必要で、重厚でガラスの入ったドアをご準備くださり、お施主さんにも気に入って頂けて使わせて頂くことになりました。
どれもこれも、どこかの民家で長く使われていたものだと思うと感慨深いです。

お施主さん宅は玄関も昔ながらの大戸を使い続けていらっしゃいます。格子戸、障子、板戸があり、季節や時間帯で使い分けておられます。
現代の住まいでは、障子の和室紙一枚で外気との区切りとすることはありませんが、障子を閉じた時の玄関土間の落ち着いた雰囲気は格別です。