工事は着々と進んでいます。

ようやく秋らしい季節になりました。土壁の荒壁塗りもすっかり乾燥しました。

室内の床板張り工事が始まっています。

江戸時代からお酢を作っている瑞穂酢さんが桶用に山で育てた杉の木を分けて頂いたものです。120年生の木で、厚さ30ミリの板材に製材して頂きました。桶用として育てられた木は、目が細かく節がほとんど無いのが特徴です。それだけ丁寧に育林された材です。この度はご縁があり、使わせて頂けることになりました。

床に張ったところ。真ん中の濃い色のところは、木製のVレールです。キッチンの仕切りに背の低い簡易な引戸を設置します。

室内の壁下地も出来上がって部屋らしくなってきました。

吹き抜けに見える梁。元々は現しになっていたものですが、その後の改修で天井裏に隠れていました。今回の改修で現しに戻します。貫も健全な状態です。

空間全体を吹き抜けにはせず、キッチンの上は天井を張ることになりました。

北側の部屋は、天井を解体すると大きく改修されていて、古い構造材がほとんど残っておらず化粧にするには見栄えが良くなかったため、杉板張りの天井にしました。
化粧柱など構造材を差し替えているところもあり、仕上がりは新材と古材が混ざった空間になります。