こちらの現場では、古建具をたくさん使うことになりました。

ほとんどはお施主さんが買い集められた建具です。傷みもありサイズの調整も必要ですが、作りの良い建具ばかりです。

舞良戸もいろいろ。横桟の本数で雰囲気も違いますね。左のような桟が細かい舞良戸は、屋敷の式台玄関でよく使われているものです。このような良質の建具を再利用できるのは嬉しく思います。

シンプルな板戸も使います。左下に見えるのは猫ドアです。

ガラス建具も使用します。輸送中にガラスが割れることもあるので心配しましたが、問題なく現場に運び込まれました。少し古いガラスが入っており、シンプルな良い建具ですね。
照明器具もお好みのものをご準備いただきました。

木枠の民芸風の器具。古色塗装の木部とよく合っています。古建具とも相性が良いですね。

天井も古色仕上げです。古建具、照明とも雰囲気があります。
建具の調整と設置はこれからですが、建具が入り照明が設置されると一気に家らしくなってきました。

玄関から入ってすぐの前室(小間)まわり。小屋裏部屋への階段もあり格子もあります。

大きな吹抜けのある空間。壁紙は土佐和紙です。

壁の和紙はスサの入った自然なテクスチャーです。
吹き抜け空間を小屋裏部屋から見たところ。天井も土佐和紙です。

元から使われている梁や束は化粧材ではないので粗い仕上げですが、柿渋の古色を塗って良い感じになったと思います。新材と旧材が混じっていますが違和感なく納まりました。

格子が多いため、下階との空間の隔たりが無く透過性があります。

中庭の塀も出来上がってきました。真ん中の空間には扉が付きますが、二つの穴は・・・。

入口側も一部塀で囲みます。下地が組みあがってきました。完成までもうあと少しというところです。
外部の左官仕上げもこれから始まります。