工事は着々と進んでいます。

土壁下地の竹小舞が出来てきました。

ここの壁は柱も入れ替えて頂きました。窓の上下の小壁も耐力になります。

古い柱の欠損部は埋木をして頂きました。床の断熱の施工中の様子。北側の部屋なので遠赤外線の床暖房を敷設します。その為に床板の下地として合板を張っています。

吹き抜け側は、高所作業用に足場が立ちました。

黙々と竹小舞を編んでおられます。あともう少し。

妻側の高いところができたらほぼ完成。
貫の痕跡や柱に付く土の痕跡を見ても、建築当初は土壁だったことがわかります。昭和の改修時に土をきれいに撤去されたようで、改修前は壁内に筋交と断熱材が入っていました。その当時は新しい方法として施工されていたと思いますが、今回伝統構法の柔軟性を取り戻し、室内環境もよくするために元の土壁に戻す工事をしています。室内は土壁の真壁で仕上げます。

小舞の壁が出来てきて、窓などの開口位置がよくわかるようになりました。9月半ばから土塗りが始まります。
一般の住居で土壁が増えてきたのは室町時代中期の応仁の乱後からだそうです。その頃から全国的に木材が不足してきて、それまで板壁だった地域でも土壁に移行したそうです。