
JIA近畿支部奈良地域会主催講演会のおしらせ
「建築/土壌/ランドスケープ」ゼロカーボンの未来
講師の岡田早代氏は、日本とアメリカで住宅・非住宅の省エネコンサルタントとして活躍されています。2004年よりマサチューセッツ州建築士として個人住宅から公共建築物の省エネ建築の設計を担当。2021年より日本でも活動を始められ自然エネルギー財団の建築分野の上級研究員、米国パッッシブビルディング協会Phius認証コンサルタント・トレーナーとして省エネルギー設計の実務者トレーニングに携わっておられます。また、マサチューセッツ州のウェントワース工科大学大学院において客員教授として教鞭もとられています。また、マサチューセッツ州のウェントワース工科大学大学院において客員教授として教鞭もとられています。
以前にも他団体のセミナーで岡田さんのご講演をお聞きしたことがありますが、アメリカの省エネ事情や州による違いのこと、国として州として様々な政策が行われていることなど、大変興味深い話をお聞きすることが出来ました。
アメリカでは建物の解体自体が厳しくなっているところもあり(省エネの観点で新築するより古いものを改修することが推奨)、
DCでの事例では、築70年の煉瓦造の集合住宅(5階建ぐらいだったと思います)を壊さずに断熱改修と太陽光発電を設置する改修事例を聞いたことがあります。お住まいされながらの全体改修で、窓の改修がなかなか困難とのことでした。州からの補助金も日本で考えられないぐらい多額ですが、それでも足りない分の工面に苦労されるとのことでした。何より、築70年の煉瓦造の集合住宅を解体せずに断熱改修することに驚きました。それでも建て替えに比べると改修する方がエネルギー消費が圧倒的に少ないので、建て替えの新築自体が難しくなっているところもあるようです。世界的に建物の改修は現代のひとつの潮流になっており、環境視点は根本的な事のひとつだと思いますが、ドラスティックな変化を感じます。
今回のご講演では建築のことだけではなく、土壌、ランドスケープの話もお聞きできるとのことでとても楽しみです。アクティブではなくパッシブな要素も含めたゼロカーボンの未来についても考える機会を頂けそうです。
日時:4月25日(金)15時~16時半
場所:なら100年会館小ホール
入場無料(どなたでもご参加いただけます)
お申込みはこちらから https://forms.gle/SBY1b7j3rDxtDoon6