ヤマボウシの家 改修工事
8月末から工事が始まっています。

改修前のLDK
築44年の木造住宅ですが、前の住まい手さんが10年前に改修をされており内装も新しい素材で整っています。お施主さんはこの家を購入され、ご入居前に改修をご希望とのことで依頼を受けました。
改修内容は1階・2階とも少しの間取りの変更、仕上げの変更、そして断熱改修と耐震改修を行います。一部減築も行い、外部仕上げも整えます。
柱には桧が使われており、蟻害の痕跡もみられず、建物の歪みは僅かで健全な状態でした。地盤が強い地域であることも関係していると思います。

改修後のイメージパース。
キッチンの向きを変え、ユーティリティーを併設してキッチンから洗面脱衣室への動線を作ります。既設の据え付け家具も再利用させていただきます。仕上げは吉野杉を多く使います。

リビングの内装下地を撤去したところ。建築当初は和室だったところで、真壁で仕上がった壁が出てきました。上から胴縁を設置して大壁になっていました。

土壁も撤去したところ。
壁内の土壁は撤去して断熱性能を高めることになりました。10年前に入れられた筋交いも見られます。

現在は床下地も撤去完了。外部はアルミサッシの窓の入れ替え中です。
10年前の改修時に北側の窓の一部はペアガラスのアルミサッシに入れ替えられていましたが、ほとんどはシングルガラスのものでした。今回は全体にアルゴンガス入りガラスの断熱性能の高い窓に入れ替えます。

天井を取ったところ、以前の改修時に補強されていることが分かりました。

間取りを変更するにあたり、ところどころ配慮して補強をされていました。

瓦屋根の納まりの一部が水平方向で谷になっている部分があり板金も劣化が始まっていたので
今回の工事で谷部の補修をすることになりました。
建築後44年目の大改修になりますが、今後30年、40年と暮らしよい住まいになればと思います。