築135年の天理の民家。


障子と襖が入り照明器具も取りつきまして、落ち着いた和室になりました。

欄間がとても美しく、空間が華やいでいます。

居間側の襖は浅葱色の唐紙で、座敷側は鳥の子紙の卵色の唐紙です。どちらも、光が当たると雲母が光り華やかです。

工事中に仕切っていたキッチン食堂側との間仕切り板も取り外され、広々とした空間になりました。
欄間は上質なものが多く、欄間を残す前提で改修を行いました。



座敷側から居間を見たところ。

座敷の隣の部屋は板の間に改修しました。テレビ置き場もありサブの居間空間。ピアノはこちらに置かれました。

居間と食堂の間の欄間は、1枚板の彫り物で波に鯉が泳ぐ紋様で、繁栄を現わすものです。波のかたちやしぶきの紋様が荒々し過ぎず、優しく上品な意匠です。

こうして見ていると、欄間の存在感の大きさを感じます。
130数年前の立派な民家造りの建物の中に、華やかさや優しさを表現されていることを感じます。
つし2階には居室を設けています。天井が低いですが小屋裏部屋のような部屋になりました。

玄関回りも改修しました。

玄関アプローチ。

石敷きの工事が終わりました。生駒のプランタさんの作庭です。
古い石を要所に配置され、四角い石も四角のままでなく削りながら配置されたとのことです。風格を感じるアプローチになりました。石敷きが無かった時に比べて、奥行感が出たように思います。
東の落ち棟部分は、農作業場の北の庭まで車が寄り付けるように通路兼車庫に改修しました。
このことも改修の目的のひとつでした。

門屋には毎年つばめが子育てのための巣づくりに来ています。
