生駒山の家。

建物が完成し、写真を撮らせていただきました。

工事の最後に、木の手摺を窓外に取り付けてもらいました。ぐるっと周る手摺で室内が包まれるような落ち着きを感じます。

午前中は雨が小降りでしたので、外部植栽の仕上げ作業をしました。今回はこちらで植栽もさせていただいております。植えたばかりの樹木や芝生が台風の暴風で傷んでしまわないか心配しておりましたが、今日は風もなくて一安心です。
お施主様がお引っ越しの準備で来られていて、カーテンを付けられました。今まで窓から室内が見えたのですが、レースのカーテンが吊られて一段と良い感じになりました。


庭をつくるための材料として、以前に建っていた家の庭で使われていた石を使わせていただきました。

建物と外構の解体時に、解体やさんにお願いして手で持てるサイズの石を30個ほど取り置いていただきました。庭の作業を始めると意外と量が多いように思いましたが、作業を進めるうちにみるみるなくなり全て使いました。

建築前に建っていた家は築50年を超える木造住宅で、解体前に中も拝見しましたが手入れのされたしっかりとした作りの家でした。庭普請も丁寧にされていて石がたくさんありました。

平屋の住まいに建て替えられ土地の雰囲気が変わりましたが、石の階段と石積みの半分はそのまま残して使わせていただきました。建物の計画をする時にも、この石の階段を使う事を前提に計画をしました。石は長く使われているものほど、摺り減ったり雨に打たれたりして風貌に魅力を感じます。使える石はできるだけその場で使いたいと思っています。

生まれたばかりの建物ですが、年月とともに環境の一部として馴染んでくることと思います。