”マンションも木の住まいに”
生駒の斜面地に建つ築23年のマンション。無垢の木を使ったリフォームが完成しました。
元は4LDKのお住まいでしたがライフスタイルの変化に対応できるよう完全な個室は減らし、収納は家の中央部一か所に集中させ(家族のウォークインクローゼット)、フレキシブルに使える間取りにしました。
また、ご夫婦ご家族でキッチンに立たれる事が多いとのことで、眺めの良い場所にキッチンを移動しました。
こちらのお住まいは三方が外部に面しており、明るさや換気、眺めも良いのですが、温熱環境は外気の影響を受けやすいため断熱材と窓ガラスは性能の高いものに入れ替えました。
玄関。床は吉野杉の厚板、壁天井は漆喰塗りです。


LDK入口から見たところ。

家の中心(写真右側杉板壁の中)に3方向からアクセスできる家族のウォークインクローゼットを設けました。
このウォークインクローゼットの周囲の部屋同志は、建具で仕切っているのでぐるりと回遊することが出来ます。
キッチン側の窓から林の緑が間近に見え、とても気持ちの良い眺めです。

ここは元は和室でしたが、居間食堂続きのキッチンにした事で居間からも広く緑が見えるようになりました。
居間の家具も造りり付けで制作。コーナーを利用してテレビを置けるようにしました。
オーディオセットとスピーカーも納まるようにしてあります。

リビングの窓からは矢田丘陵が一望でき、正面には遠く若草山も見えます。(逆光で景色が写っていませんが。)
夜景も大変素晴らしく、本当に眺めの良いお住まいです。

居間の天井は吉野杉の杉板張り。
居間からキッチンを見たところ。

ご家族で使うキッチンをどのような形にするか計画時にいろいろと案を練り、最終的には食材を囲んで調理の出来る四角いキッチンにすることになりました。このタイプのキッチンは大きすぎると使いにくくなるので、実物大のサイズの天板を紙で作って検討しました。出来上がってみると大きさはあまり感じず、ちょうど良いサイズのように思います。

シンク横の調理スペースは、1段下げて水を流せるようにしました。これは便利。

無垢の床板をマンションで使う場合に遮音の事はとても大事で、杉板の下地に遮音高性能2重床を採用しました。
”マンションも木の住まいに”
今回は吉野杉をたくさん使ってリフォームをさせて頂きました。
改修前からの変化を少しご紹介させていただきます。
改修前(解体時) 食堂。
真ん中の入口はキッチンの入口。セパレートの並列タイプのキッチンでした。窓が無いので昼間も照明が必要です。

改修後。キッチンのあった部分は細長い6畳ほどの家族のウォークインクローゼットに。(杉板壁部分)

改修前(解体時) 奥は居間続きの和室。

改修後。
和室の部分にキッチンを移動しました。

改修前(解体時) 居間→個室。

改修後
居間横の個室は居間続きの和室に。開放性の高い障子で仕切っています。障子の右横はピアノ置き場。

トイレ、浴室、洗面所は、場所を変えずに設備を入れ替えて内装を改修しました。
改修前 トイレ

改修後

改修前 洗面所

改修後

洗面所の入口は廊下を挟んでウォークインクローゼットの正面です。
